硝子工房 yamagata   /  sachi  yamagata


1978     福島県生まれ

1997  佐野日本大学高等学校 卒業

1998     東京国際ガラス学院 基礎科入学

2000     東京国際ガラス学院 基礎科卒業

2000〜  蓼科ガラススクエア勤務(長野県)

2002  GLASS MOUSE工房アシスタントとして勤務(東京)

2004  栃木県佐野市にて制作活動

       現在「アート街道66」のメンバーとして地元で活動中

                (アート街道66とは佐野市田沼町から桐生市へ通じる県道66号線沿いを中心に、

        佐野市内に工房を構える、プロのアート・工芸作家たちのネットワークです。)


【ごあいさつ】


ものを作る仕事を目指したきっかけは、中学卒業記念品の「マグカップ」をデザインした事です。

寝ないでデザインを考え、試行錯誤を重ね、仕上がった製品を見た時の感動と達成感を今も忘れることができません。

「ガラス」という素材に出会ったのは、中学を卒業した直後に両親と訪ねた都内のガラス工房でした。

工房で見た炉の中で溶けたガラスの眩しさと熱風、柔らかいガラスがみるみるうちに固まりへと表情を変えていく様子に驚き「ガラス」という素材に完全に魅了されました。

その後、地元の高校を卒業し、念願のガラスの専門学校に通いました。

吹きガラスをはじめ、バーナーワーク・キルンワーク・コールドワークなど様々な技法を学び、充実した2年間を過ごしました。

専門学校を卒業してから長野県の観光地でバーナーワークのインストラクター、その後、恩師の工房でアシスタントとして働きました。作ることを自分が楽しんでいたそれまでとは違い、ガラスを、作ることを通して人と繋がれることやお客様が楽しむ時間のお手伝いが出来ることは新鮮で充実した毎日でした。


2年間のアシスタントを経て漸く工房を故郷の佐野に開くことができました。先ずは教室と小さなイベントに参加することから始め、徐々に良いご縁をいただき現在に至ります。

しかし、東日本大震災を経験し、私の仕事が世の中の役に立てないという感覚に陥り、制作の手が止まってしまいました。


震災後、徐々に日常を取り戻し始めた頃、親戚のお宅に避難しているという小学生の女の子が教室にやってきました。

お友達に会えない寂しさと、大人たちに気を使う毎日で疲れ切った彼女を見かね、お宅の方が工房に連れてきてくれたのです。

 好きな色を聞いても、作りたい模様を聞いても遠慮がちで、まったく笑顔を見せない彼女でしたが、ガラスを溶かし始めると目を大きくして真剣な表情を見せつつも笑顔で楽しんでくれました。

とんぼ玉をブレスレットに仕上げ、帰る頃には別人のような明るい表情を見せ、彼女より「とても楽しかった!」の一言を貰えたことで私自身が救われた気がします。


私は幼少の頃から、絵を描いたり、モノを作ったりすることが人一倍好きでした。

好きなことを生業とし、皆様に喜んでいただけることはとても有り難く、私自身の原動力になっています。

教室に通うお客様に「工房で過ごす時間は心のビタミン!毎回癒されています。」とおっしゃっていただいたことがあります。

この仕事で社会に貢献できることは少ないかもしれませんが、特別な時間、特別な作品をご提供させていただきたいと思います。これからも感謝の気持ちを忘れず、ひとつひとつ心をこめて、日々バーナーに向かいます。



【主なイベント・展示会】

*プティパ (春・秋)

*暮らしまるごと展 (6月)

*アート街道66展 in 一乃館  (9月)

*白神・秋のジュエリー展  (秋)


【委託販売】

*アン・モード聖 (ブティック)